書き物9『二人の季節』
窓ぎわの席に座るあの子
いつも頬に手をついて
窓の外をみていたね
春は咲き誇る桜を
楽しそうに、微笑んで
君のその表情は
自分にとって
毎日が明るく過ごせる
幸せの時間だった
夏が過ぎて
君は頬に手をついて
憂いのある表情で
外を眺めていたね
どうしたのかな
心配になる落ち着かない
そんな時間だった
秋が来て
木々が紅葉しはじめた
君は外を眺めていなかった
どうしたの、なにかあったの
聞いてみたくなった
勇気をだした秋の時間
冬になった
カーテンが閉められて
君はこちらを向いていたね
笑顔で話す君
今日はどうしようかと
楽しげに話す二人
春はまだかなと
桜を咲く日を待つ
桜が咲き誇る季節が来て
二人で歩いた桜並木道
窓から眺めていた景色
今は手をつないで
いっしょに歩いて眺めてる
きれいだね、と笑顔で
桜舞うこの道を
お互いの手のぬくもりを
感じながら過ごし
歩いた新しい春
初めて出会った昨年の春
淋しそうだった夏
勇気を出して声をかけた秋
笑顔を取り戻した冬がきて
好きだよと伝えた桜舞う
二人の新しい桜咲く春
書き物9 ~あとがき~
ある子が見ていた目線から季節との気になる女の子の変化を描いてみました
今までとはちょっと違った角度から描いたからか、なかなかこれ!っていう自分で思える
物語につながらず、何回か途中書き直したりしました。
季節をベースにシーンを切り替えるというのもまた、これまでとは違った視点でかけて面白かったです。
空、Alone、未来のノート、二人の季節、とショート的なお話、詩を書いてきましたが、これがちょっと違った形で表現できないか?
ちょっと試行錯誤しております。もしできそうでしたら、突如とご紹介しますね!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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