第六回

 

極~KIWAMERU~第六回:BaloneyWorXを極める②

惰性的な活動が続く中、たきをにとって大きな転機となる視聴者さんからのDMが届きました。

「TANIちゃんがあまり楽しそうにしていない事が多いように感じます」

正直このコメントはたきをにとって雷に打たれたような大きな衝撃を受けました。
それは演出面というか撮影面ではたきをがある程度こういう方向でこういうものがしたいと事前に打ち合わせをしてTANIちゃんそしてべーやん(brother i)はそれを了承した上で撮影へ臨んでいるものと思っていました。例えば撮影で取り扱うゲームソフトもぶっちゃけて言えばたきをの一存で決められている事が殆どで他メンバーが口出すことはほぼありませんでした。

たきをの演出プラン的には「TANIちゃんがゲームプレイを上手に出来ないのも面白さの一つ」と捉えていましたが、それは視聴者さん側からすれば面白さではなかったという単純明快な答えでした。

この辺りのTANIちゃんは今も振り返って動画を見ればわかると思うのですが、プレイ中TANIちゃんが進行に迷うとベーやんからサポート的な指示が時折出ているのですが「はい、はい」と生返事をするだけで内容を把握しておらず言われたままをして次にまた同じ工程になっても「これって、、、、」とつい数分前にした事が出来なくて痺れを切らしてたきをが怒って注意をするというシーンが度々あります。しかしたきをが注意をするとTANIちゃんは明らかに「やらなければいけない事」というスタイルに変わってしまい、そこから笑うことも会話もなくただただ黙々とプレーしてるだけの時間が続きます。

そういうことが何度も続いていきゲームをクリアして実際に完成動画を見てみるとたしかに不貞腐れているTANIちゃんがそこには映し出されているわけです。

そりゃ当然ですよね?
たきをの一存でほぼほぼ進んでいるわけで、TANIちゃんの意思は反映されていないわけですから、本人が内心「いやーちょっと難しいと思うなー」と思っていてもそれを口に出せずに「やらなければいけない」と半ば強制的に進められてるわけですから、当然本人が楽しそうにプレイしていないというのは映像にあらわれるわけです。

元々、素人のおっさんシリーズというのは素人だからこそ起こるミラクルプレイであったり、素人がやったらこんな感じになりますよ的な、特にTANIちゃんはゲームというものに子供時代触れずにいたようなのでそのプレイ時にでる不器用さのようなものがたきをは非常にチャームポイントだと思っていたわけです。

が、この当時のTANIちゃんはやらされてる感が多いにあらわれてしまいチャームポイントが影を潜めてしまい、ただただ本当におっさんがカメラの前でゲームを面白そうにするわけでもなく黙々と言われたことをロボットのようにこなす。

たきをが描いていたBaloneyWorXとは大きくかけ離れていた作品が次々と生まれていました。


次回に続く
 
 

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